区の伝承・伝説
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神話
初めの物語
「か」は寡黙だったため何も無かった。静かな「か」は従順な「き」と契りを結んで連なることができた。「か」と「き」は双子の「く」を子供にして世は定まり時ができた。二人の「く」はそれぞれに奔放な「け」と我侭な「け」を子供としたため試すことも断ずることもできるようになった。活発な「こ」ができるとしだいに人が増え、皆が「い」を生むようになり更に人は増えていった。やがて「き」は全ての母となり「く」は全ての元となった。
これが、「つぶや」の初め『ないます。ときば うた』物語である。
都武紀
大手神微軟(まいくろそふと)と大手神検索(ぐーぐる)の地を統べる二柱の神は、渾沌とした都舞(つぶ:つぶやきが地に散らばるさま)を互いが持つ矢(や)でかき混ぜ滴りを受ける器(き)を作ることを良しとした。都舞は開闢から自らの内を探るすべを持たなかったが、矢から落ちる滴りを積もらせることにより事業基盤を強固にでき、都武(つぶ:つぶやきが力を付けたさま)となる足場を作ることができるようになった。二柱の大手神と都武との誓約については未だ明らかになっていない。
都武弥記
始源神話の『都武弥記』(つぶやき)としてつぶやき伝えられており、各章ではついの世界の変遷がたぶん明確に語られている。
・世界の始まりと併合
太古。地は誰の所有でもなく区切りもなかった。原初の神々の父は地の秩序を管掌する神々「ツイート」と「つぶやき」にそれぞれの統治を任せ、混沌とした世界に二分のゆるやかな秩序が誕生することになった。
ある日、原初の神々の父は「『つぶやき』もいい言葉だが、ブランディングの一環」だとして「つぶやき」の地を「ツイート」と呼ぶ事を突然告げ、一つの地で在ることを求めた。
街を急速に拡大しつつあったつぶやきの子らには動揺が走り、慣れ親しんだ地の呼び名を変えるのもやむなしの人々と我らの地は我らのものだとつぶやきとつぶやきがつぶやき廻った。
正史ではないが、もばいるの地の物語『もば都煎った』(日本語版ツイッターの公式携帯電話向けサイト)の世界創造と諸々の神の誕生の章には「モバイル版ニューアルをきっかけに用語の見直しを図る中で、」の記述が見られる。
・地の分割
つい神は高見より地をごらんになり、民の更なる反映を願って混沌を滑らかにする「栗鼠と気嚢」を地に放った。栗鼠は木を登り木の実を囓り、気嚢は空に浮き陽を隠した。まだ恩恵を受けない民の一部では栗鼠と気嚢を望む声が上がり、姿を目にした民達は混乱し「なんじゃこれは、使えん」と歓喜を叫んだ。
ただ繋がる事を良しとして来た民も地を分け整然と住むことが可能になった。民は誰かがいいリストを作れば、他の人たちもそのリストをフォローできるだろうと願う。良いリストってどうやって見つけるんだ。地は元の混沌を取り戻した。
・河への道
大手神である大河通販(あまぞん)は、民のつぶやきに誘導を啓示することにした。大河に親しい民は、六桁ほどの英数字で作られる河豚の言葉で示された誘導の啓示を語ることができる。その道は大河に繋がり、標準計画の民へは成果により三分の得を分ち、成績計画の民へはその成果により三分五厘から八分の得を分つ。
それぞれの民に語られる言葉は、「(マーケットプレイス商品は紹介料の対象となりません。)」「マーケットプレイス商品も紹介料の対象になります。」で、共に語られる言葉は、「なお、1商品の販売に対する紹介料の上限は1000円です。」といわれている。ジャヴァリはお得になっている。
・広まりへの希望
民が大きな声を出すために大きく一息吸うことを憂いた神は、一部の民を選び大つぶやきを与えた。それまでは、「ネェネェ、あのさぁ...」と特定の人にささやいていたが、「お~ぃぃ。あのねぇ~ッ!」と周りに聞こえる声が出せるようになった。おいおい全ての民に分け与えるつもりでぼちぼち配る新たなつぶやき声は『「再-さえず」る』と呼ばれたのかもしれない。
・世界の変容へ
民に与えられた自由によるつぶやきの幅は創造の域を超えていた。
日々の営みはつぶやきに込められるよりも広がりを持ち、普遍の言葉「いまなにしてる?」は限られたものとなっていた。つい神は、今更ながら色とりどりみどりな多様化に驚き、より適当であるところの新たな言葉は「いまどうしてる?」を与えることでどうにかした。呼びかけでつぶやく訳でもないから、一言で表す限界かもしれないのでこんなところであろう。
・岩戸隠れ
荒んだ男(スサンダオ)は、家屋の窓を閉めて回ったり、人に重石を付け皆をゆっくりと歩かせたりと乱暴を働いたが、甘照(アマテラ)は「機能拡張だろう」と放置した。
地を震わす程の衝撃が何度も続き、ついに甘照は岩戸に引き篭りついが原は闇となり、さまざまなつぶやきは沈黙した。これを岩戸隠れ(いわずにおけない)と言う。言わんこっちゃ無い。
・民の選別
数日の間、鯨の眠りは断続して続き、人々の過去は消されて行った。民の願いが高まった時、つぶやきは木霊となって嘆き流れた。
民により施しが違うので「意味のある数が表示されているのだ」と流布し、ついには何度も同じ言葉が表示されるようになった。
妖怪
粒夜鬼
粒夜鬼(つぶやき)または、呟鬼(つぶやき)とは、区の一部で古くから伝わる妖怪。
粒暗い夜道を一人でもくもくと呟いている時にTLの間に見慣れないユーザーが走った気がして振り返るとそこには誰も居ない。姿を見ると幸運が訪れるとも伝えられるが、見た人はRTしないので真偽はあいまいなままである。単に小さくて見えないだけだとも言われる。
保侶身
保侶身(ほろみ)は、一過性で多数の人に取憑く妖怪。
無性に誰かにつながりたくなって不特定の人に「私とつながって」とつぶやいてしまう。多くの人に同時に取憑くため、狙われた人は一時期ふぉろみーで一杯になり流れ去ってしまう。勝手が解らずにおどおどしている時に「さぁみんなで練習しましょう」との声が聞こえたら、保侶身の仕業である。
#followmeJPが住処。
呟缶
呟缶(つぶやかん)または、粒薬缶(つぶやかん)として広く伝わる妖怪。
元は粒谷区限定生産のヤカン。特産品であったが、つい強度依存症を緩和する漢方薬を煎じるために用いられたため、呟き止めない住民には使われる事がなかった。無念をつぶやく事もできず現れても黙っているので気づかれない寂しい物の怪。
槌落とし
槌落とし(つちおとし)または、墜落とし(ついおとし)は、一部で現在も信じられている妖怪。
一人で仕事に向かっていると、妙に余裕が無くて呟きすらできない間に世間の話から置いて行かれるんじゃないかと、強い胸騒ぎで落ち着かない。ついったーから落ちた気分に取憑くと伝えられている。
幻鯨
幻鯨(くじら)または、鯖鰓(さーばーえらー)は、活発なつぶやきが多いときに出現して粒谷区の全生活を停滞させる妖怪。
「突然つぶやけなくなった」「隣の人が見えない」「自分が居ない気がする」「いきなり一人になった」などは全て幻鯨の仕業である。姿を現すことが少なく出現したとしても巨大なために目撃者は限られている。500や505の目撃情報は多いが、すべて幻鯨の仮の姿である。対処する術はなく「ダウンなう」とつぶやくしかない、困ったもんだ。
鯰
鯰(なまず)は、行き先を隠す妖怪。
文字数が限られたツイッターでは短縮URLが使われる頻度が高く、利用者の多い bit.ly は負荷が掛ることも多いため、ダウン状態になり処理できなくなるとマスコットを表示する。正式にはPufferfishと呼ばれるフグのデッサンらしい。友達はハリセンボン。
隙あわせ
隙あわせ(すきあわせ)または、隙間ふさぎ(すきまふさぎ)とは、隙間を詰める日本の妖怪。
アカウント名やダグ名は半角(1bite)のスペースが無いと識別されずに文章の連なりになってしまう。これはダブルバイトで文字を扱いつつスペースには1biteが必要であるため、入力時の煩雑さが間違いの元凶である。よって、日本では「半角スペース」と「全角スペース」と隙間に付ける名称まで変えて日常から細心の注意をしており、まず一般的にスペース省略の間違いはありえない。
注意して確認したつもりでも文字と文字の間が詰まってしまった時は、隙をついた隙あわせの仕業である。便利な使い方を邪魔するだけの悪戯妖怪だが、気に入った人間にはしばらく憑いている事がある。
もやもや
もやもや。あやかしの字(あやかしのじ)とも呼ばれる、曖昧な姿をした日本の妖怪。
けいたいのついったーが日本で始まったことにより、かおもじ対応が始まった。所詮ぶらうざで持たないもじこーどを表示できる訳もなく、現世と常世は隔世されている。逢魔時を過ぎると端境が曖昧になり、正体をあらわすのだろう。
豆腐妖
豆腐妖(とうふよう)は、元気につぶやく人の口に豆腐を詰めて逃げる妖怪。
活発なつぶやきなのに、いつもと違う感じで切れが悪い。言葉の後ろに妙な白い四角が付いている。区切れていて跳ねるようなつぶやきが感じられない。すべて豆腐妖の仕業。
「かわいいよね〜〜〜〜〜〜」が「かわいいよね□□□□□□」である。いやはや未だに機種依存文字は存在する。
顔隠し
顔隠し(かおかくし)。顔ずらし(かおずらし)とも呼ばれる、顔を変えてしまい誰か判らなくする妖怪。
つぶやきと顔が一致しない。本人が知らない顔に変っている。鳥が飛んでる。これらは全て顔隠しの悪戯である。生活の中では英文字の名前よりも顔で判断しているため、突然変ってしまった知り合いに戸惑ってしまう。「あいこんさんしょうほぞんする」と唱えると退散する。
気が向いた時や季節や祭事で顔が変っている人もいるが、これらは個人の趣味であり顔隠しとは無関係。
粒屋機
粒屋機(つぶやき)は、粒谷区の住民に紛れて住み着いている自動呟機。
長年挨拶を交わしていた人がカラクリ人形だと気づき唖然とする事例もあるが、その後も区民は従来と変らない付き合いを続けている。住民がいつの間にか粒屋機化してしまっている場合もあるが自覚症状は少ない。厳密には半妖に分類される物の怪だが、分類上の都合から妖怪として括られる。自我を持った生意気なロボット。
手繰誤旗
手繰誤旗(たぐごき)は、案内の旗を間違った方向に指し示してしまう妖怪。
昔の村では、手繰り旗(てぐりばた)と呼ばれる旗で、意見の集約を行ったり会合場所を伝えたりしていた。同じ印の旗を持った人々が集まることで成り立っている連絡方法なので、印が違っていると、迷子になってしまう人がいたり話の流れが途絶えたりする。
間違った集合場所には憑かれた人が居るだけだが、まれに大勢の人が集まってしまう旗印もあり、その場合には「手繰誤旗の幸い」と呼ばれ好事とされる。
ぽつん
ぽつんは、つぶやきも呼びかけも誘いもしない。自己紹介もなく存在だけしている。
公開しているがつぶやきは一切無く、ただ開かれたようにそこにある。興味を持って呼びかけたとたんに暗い物に襲われるとも言われるが、遭遇した人は居なくなっているので解らない。気軽に誘っただけで前触れもなくさらわれるらしい。近頃見ない人に気づいたら、その人はぽつんに引き込まれて消えているのかもしれない。
句返し
句返し(くがえし)は、つぶやきの最後を繰り返す妖怪。
つぶやき言葉の末尾だけを繰り返すだけで、実害は無い。かえって親しみがあるつぶやきになる場合があり、送る人も受け取る人も概ね好意的に許している。している。
子供の姿をしているとも伝えられている。特に好みの言葉は無い様子で、気に入った人に憑いたまま離れることはない。はない。
深刻や高尚なつぶやきもゆるゆるに破壊する力がある。「不当な要求を断固否定するぞ。するぞ。」「暴力で解決するのか。するのか。」「冷静に議論できないのか。ないのか。」などである。どである。
つぶやきの最後にため息をつけば手を出さないらしい。らしい。
己呼霊
己呼霊(おのれこだま)は、同じ内容のつぶやきを連ねて見せる妖怪。
自身は姿を見せずについ彦(ついひこ)を操ってつぶやきを重ねる。己呼霊は器具に宿る精霊といわれている。
大事なことでなくても何度も繰り返されるので、本当に大事なことがありきたりになってしまう。人の判断力を鈍らせて話を理解できなくするため、嫌われている。相手に確認しても心当たりが無いので付き合いにも影響するときがあるため、対応は慎重にしなければならない。
狙われる人は限られていて、特定の土地に出没するので、出会うことがまれ。
濃無
濃無(のうむ)は、住人を探せなくする濃い霧に似た現象。
毎日のように挨拶を交わし頻繁に会話をしているが、探そうとしてもどうしても見つからない。隣で話しているのに存在がない。つぶやきは聞こえるが姿が見えない。その途端に本当に居る人なのだろうかと疑心が大きくなっていく。濃霧に覆われているのである。何が切っ掛けになり憑くのかは解明されていない。
構ゐ絶ち
構ゐ絶ち(かまいたち)は、人の繋がりを切って廻る妖怪。
非常なひがみ根性が形になって世に現れため、人の繋がりを悔しがり邪魔をして喜ぶ。何時の間にかフォローが切られていたら、構ゐ絶ちが通り過ぎた後である。鎌のような前後脚を持つ獣で、風に乗って移動するため翼があるともいう。鎌鼬(かまいたち)の類と考えられるが、構って欲しい怨念とも言われている。
黄泉凪
黄泉凪(よみなぎ)は、しんとして動きが無くなったさま。
誰も呟かない間があり静まった様子にふと安らぎのような感を覚える。一瞬のときもあり、当分続くときもあり、どこかの間隙へ流れ込んでしまうのではないか。自ら壊すのも躊躇われる気持ちは黄泉凪が入り込んでいるため。
多愚竹
多愚竹(たぐだけ)は、場所だけが見えて姿が見えない。声を出さずに行き先だけを教える妖怪。
単に指し示している所が解るだけで、居る事は解っても姿を見ることも目的を知る事もできない。多愚竹は喋らないので何をしたいのかは推測するしかない。まずは行ってみるのも良いが、そこから帰ることができるとは限らない。使われなかった多愚が溜まる所に群生した竹が茎を伸ばして現れるとも伝えられている。
之身
之身(のみ)は、呟くだけの孤独な物の怪。
誰も受け入れずただひたすら呟くのみで、話かけても何も変ることなくぶつぶつとするだけ。会話をすることはできないが、興味を持って近づくと取り込まれる場合がある。傘が開ききった老齢の粒谷喜茸(つぶやきだけ)が変化した妖怪らしいが、開き直ったつぶやきがそれとも言われる。
賽夜見
賽夜見(さいよみ)は、繰り返しを止められなくする妖怪。
人が夜道でつぶやいていると、丸まった矢印のような形をしたものが道の彼方からリロード、リロードと声をあげながら転がって来て、当たった人に巻き付くという。取憑かれた人はつぶやきが気になり、再読み込みをひたすら繰り替えす。夜空が明るくなるまでは続けさせられるため、指がつってしまったり、皮がむけることもあるという。人差し指の指紋が好物ともいわれている。
ぼうぼう
ぼうぼうは、忘忘と記する所もあり、地域によっては忘れ坊(わすれぼう)ともいわれる妖怪。
自分が言った事は誰が言った事に答えたのか、突然記憶をたどれなくなってしまう。振り返らず呟く人に憑いても全く気付かれないが、過去を見直す人は困り果て途方に暮れてしまう。何の気配も前触れも無く多くの人に憑いているが、落とす事は難しいかもしれない。
風習
祝粒
祝粒(しゅくつぶ)とは、Twitterを利用してお祝いメッセージを送ること。
世間一般では、結婚式などのお祝い事で出席できない場合は祝電を打つが、粒谷区民は伝統的にお祝いする人に対してDMでお祝いメッセージを送ったり、お祝いメッセージを全フォロワーにむけてつぶやく。後者の場合は、Web2.0のパワーにより津波的な祝福が期待される。
記念すべき第1回の粒谷区民のリアル結婚式での祝粒は http://togetter.com/li/532 に保存されている。
粒まき
粒まき(つぶまき)とは、祝い事で喜びを分かち合うため行われる「粒谷区の何か」をまく行為。
季節の区切りや祝い事で「撒く」風習は古くからある。節分の豆まきは無病息災を願って鬼に豆をぶつけ邪気を払う。上棟式(建前)での餅まきは散餅の儀から屋根などから餅や小銭をまき災いを払う。
粒谷区では、発足と同時に転入がまかれ、散発的に粒谷区区章や区章アイコンバッジもまかれている。
近年では、完成の祝い事でその物がまかれる事があり、「粒谷区バッジ」や「粒谷区Tシャツ・エコバッグ」の一部がまかれた。
粒谷区Pokenキャップがまかれた事もあり、粒谷区住民票+区民パスは無条件にまかれており、協賛店舗で祝割が受けられる。「粒谷区ロゴステッカー」も評判である。また、制定から初の年明けを祝して2010年間カレンダー.pdfもまかれている。
最終更新日: 2010-08-09 (月) 16:19:19 (31d)